私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

iPhone15購入から見るApple株

iPhone15の購入を考えてから色々見ていましたが、翻ってAppleの株の話。

 

開封の儀

私自身ガジェット好きやApple信者ではなく、スマホiPhoneを使いたいと思っているだけの一般人なので、特に詳しくない人目線で物を考えてみると、という話です。

iPhoneXを使っている化石のような私が今回色々情報収集していると、懐かしく感じるのがFaceID騒動でした。FaceIDはiPhoneXから搭載された機能かと思いますが、当時指紋認証ができないという点であれこれ言われていました。インフルエンサーは8に戻しました動画などもたくさん上げていて、マスクをしていてロック解除できないなんて使い物にならないみたいな話もたくさんありました。(発売が10月なので冬支度も近かったね)コロナも経た今となっては慣れだよ慣れという感じですが、8⇒10というApple的にもメッセージのこもったリリースだっただけに良くも悪くも話題がたくさんあった記憶があります。

また当時いたる所で開封動画があって、Appleの新製品が出る度にただ箱から開封するという動画が溢れていたように思います。今ではガジェット好きの人が上げているだけの印象を受けるのですが、昔はホント色んな人がひたすら箱を開ける動画を上げていた印象があります。(あくまで印象)

意図せず自分の持っている端末から過去のことを思い出していました。

 

サービス収益と投資としてのApple

今回私が6年ぶりに買い替えるわけですが、少なくとも私自身のライフサイクルは長くなっていることは間違いありません。昔も毎年買い替えるようなことはしてませんでしたが、それでも今回は一番長く使いました。(前回も長かったかな。)

Apple株を考える時、やはりハードを売って稼ぐというのは終わったことのように改めて思うのです。10万円以上の端末を毎年はおろか、2年3年でコンスタントに変えていくのも結構な出費であり、バージョンごとの進化幅が小さくなってきている昨今、それを今後も繰り返していくのもなかなか難しいと思います。

また情報収集をしている際になるほどなと思ったのは、Apple製品というのはエコシステムで繋ぐことで価値が出るという話でした。私はPCをWindowsで使っていて、イヤホンも腕時計も他メーカーなのでこういう部分の快適さというのを体感として持っていなかったからより刺さったのだと思います。いずれにしても、iPhone単体でApple製品を買うのはただの割高な高級スマホだ、という話には感じるものがありました。

熱心なApple好きがたくさんいて、あちこちでそれぞれがファンを増やし、つなぎ止め、という自律的な関係性があると同時に、如何にユーザーをAppleの経済圏に取り込み、生活の多くの場面で接点を持ち、同時に巻き取り続けるかというのが今後のAppleなんだろうと改めて思います。足元でもサービス収益は伸びていたと思いますし、預金口座を実装する動きもそういう大きな流れの文脈にあるんでしょう。いずれにしても、ハードを売ることで儲ける会社では到底ないということだけは良く分かりました。

今後Apple株が何倍という単位で伸びていくのかは分かりませんが、こうして自分が信者でなくてもiPhoneは使いたいと思っていること、それを最大限生かそうとするほどApple経済圏という沼に足を踏み入れていくことを考えると、今のコアな信者ともいえるファンが、より多くの一般人をAppleに引き込んでいく世界にはやはり大きな魅力があるのかもしれません。

 

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