私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

さらっと「S&P500に突っ込んでおけば良いんでしょ?」と言った人

ふと過去出会った人のことを思い出していました。たぶんその人は人並み以上に資産形成しつつ、日々も楽しむ人だろうなと思った事を思い出します。

 

「S&P500に突っ込んでおけば良いんでしょ?」

インデックス投資は放置していれば良いと言われます。実際私もほとんど放置ですが、過去に1人だけこの人凄いな、と思った人が居て、ふとした時にそんなことを思い出しました。

会社の上司で短い期間一緒だったのですが、金融関係の取引先と会食している時に投資の話になって、「投資はS&P500に突っ込んでおけば良いんでしょ?」と上司が言って、相手先が「そうですね」なんて笑ってたことがあります。昔の話です。

その上司、投資に深い関心などなく、年収もありましたから余剰資金もあって、その運用先としてインデックス投資が良いらしいということをさらっと勉強してそこに一定突っ込んでいたんですよね。何が凄いかって、投資に関心ないのにインデックス投資が良いという事を理解し、S&P500の指数を選んで、無理ない範囲でシンプルに突っ込んで日々仕事に精進している所なんですよね。Xで繰り広げられるオルカンvsS&P500みたいな数々の論争に全く関与していない。ホント一直線に最適解を選んでやっていることが凄いなと思いました。

ちなみに今続けているかは知りません。もうお互い会社も変わってしまっています。(オチ)

 

無駄なく、気を取られず

すごく私の中で印象に残っている場面でして、こんなに無駄なく投資に時間も取られず株価に気を揉まれず、サラッとやりきるのが美しいなと思った次第です。

実際細かいことを考え出すとインデックス投資も際限なく論争ができるものです。でも結局指数のリターンをミラーする以上のことでもないので、あんまり有益ではないと思う所もあります。変に考えすぎず、しれっと投資を始めて淡々と続けていける人にはやっぱり向いている投資手法なのかなと改めて思うわけです。

インデックス投資は大人の嗜みなのかもしれません。オルカンやS&P500がブームということではなく、みんなやっているある種の”普通”なことになっていくのではないかな、と。預金していることを特別視されないように、インデックス投資をしていることで何か特別視される世の中ではなくなるんじゃないかななんて思います。

インデックス投資の低コストは信託報酬を指しますが、広義の意味では投資にかける人生の時間も最小で済むということも含まれるように見えてなりません。その分、”今”を考えて生きることが出来ると思えば、投資を中心に据えず、忘れるくらいの感覚で回していくことは、金銭面以外でも人生の幸福度を高めてくれるかもしれませんね。

 

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