6月は総資産額、含み益額、含み益率、どれをとっても過去最高で終えることが出来ました。だからこそ、余計な虚栄心は捨てていきたい今日この頃。
朝起きたら金が増えている
ネタによく使われる有名な画像ですが、本当に朝起きたら金が増えている日々を送っている人がかなりいると思います。今年はマーケットが強いですし、23年を含めても好調な月が多かったように思います。22年の苦しみを思えば、本当に良く増えてくれる年に今の所はなっているようです。
Xでもアッパーマスになった、準富裕層になった、という投稿は増えているように見えますし、目下の円安でドル建ての配当が円ベースで多くなることも踏まえると、インカム重視の投資家さんからの声も好調なものが多いように思われます。そんな中でFIREなんかの盛り上がりもあるだろうと思いますし、総じて投資家のマインドは良くも悪くも強気、攻撃的であり、それに伴って承認欲求や誇示みたいなものも強く出ている感じがしています。要するに今投資している人はホクホクしているのだろうと容易に想像できる状態です。
マーケットの力は己の力に非ず
私も足元で資産は大きく増えてきました。当然毎月の入金も全力状態を続けており、投資利益ではなく入金による押し上げも結構な比重を占めていますが、それでも株価の上昇と円安による押し上げ効果は半端ではありません。
1年前の6月末と資産を比較すると、実感が湧かないほどの金額が増加しています。半分は入金、半分は含み益といった感じですが、トータルの金額では目を見張る増加となっていました。
しかし、個別株の成績を振り返るに私に投資の実力や能力は皆無であることは明白であり、この入金を除く資産増加は単に指数の上昇と円安でしかない、というのが悲しい現実です。端的に言えばほとんどがマーケットの成り行きで得た結果でしかなく、自分で動かした変数なんてほぼ無いということです。
ある種私のような無能でもこれだけ資産が増える状況下において、マーケットがバブルかどうか、暴落するかどうか、の心配よりも自分が勘違いして偉そうな態度に出ないかの方が心配であり、招く結果も悲惨ではないかとしみじみ思いました。何一つ自分の実力ではないものを、自分の実力と勘違いするほど悲しいこともありません。
株価が好調な時は何をしてもお金が増えていきます。調子が良い時には何もしなくても気分は爽快になり、気が大きくなるものです。暴落に備える、という表面的なことではなく、好調な時ほど自分に厳しく向き合っていきたいものです。
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