私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

自分らしい生き方とFIREについて

人と話したり、本を読む中で自分自身の広く「生き方」のようなものを考えることが増えました。普段は仕事やそれ以外のことでなかなかこういう事を考えることは少ないようにも思います。「生き方」という大きな価値観の中に投資の話で言えばFIREというのが選択肢の一つとしてある、ということ。答えのない問いに向き合っています。

 

自分らしさとは何なのだろう

自分らしい生き方、自分らしい人生など。「自分らしい」とは一体何だろうと思い悩みます。

言葉の重みは大小いろいろとありますが、「自分らしく生きていたい」という欲求は当然誰にでもあるものだと思います。

改めて「自分らしい」とは何かを考えると、なかなか難しい問いであるらしく、具体的なものとして思い浮かべたり、挙げ連ねたりすることは容易くありません。

その中で、評価軸を自分の中に持つこと、他者比較の中で幸福を見出すのではなく、自分の中の絶対評価で見出すことは必要なことのように思います。

自分にとっての幸福が、他人から見て幸福であるとは限らないことに気づくこと。他人から見てどうかという評価は常に変わるため、その都度自分の中の幸福感も揺らいでいくことになります。

「自分らしい」に明確な答えは持ち得てないのですが、少なくとも他社との位置関係から「らしさ」を定義づけるものではないのかなと思っています。

 

生き方としてのFIRE

FIREムーブメント、あるいはブームともいえるご時世。本屋にはFIRE関連の本が多数おかれ、何やらどんな状況でもFIREと言えるのではないかと感じるような状況です。

FIREをするための具体的な投資法や投資銘柄、資産額、支出の仕方。そういった方法論は当然欠かせないものの、前述の通りFIRE後も含めた自分の人生を「らしく」生きられるのか、はより本質的な問いになるような気がします。

FIRE後に描いているような生活を、働きながらしている人がいます。

ただ倹約して経済的に生きることであれば、資産などなくてもそう生きている人がいます。

ドキッとする問いかけだな、と個人的には思いましたが、あくまでFIREとは生き方の選択肢の一つであり、そもそも多額の資産形成をせずともやっている人がいるのだとすると、自分にとってのFIREとは何なのだろうと思うことがあります。

私の場合、明確にFIREに向けて邁進しているわけではないのですが、それでもFIREが頭をよぎる時、そんなことを考えることがあります。

 

今この瞬間と将来への備え

知人と話す中で、「今この瞬間を軽やかに生きること」と話をもらったことがあります。最近読んだ本でそのようなことを思い出しました。

本の中では、家を建てることになぞらえて自分の人生をどう生きていくか、作っていくかが書かれてありますが、中でも4つの柱については改めて充実した人生とは何かを考える問いかけをしてくれたように思っています。

【4つの柱】

  1. Feel(感じる)柱
  2. Play(遊ぶ)柱
  3. Work(働く)柱
  4. Think(考える)柱

それぞれが家を支えており、どれかが短かったり長かったり、細かったり太かったりすれば、家のバランスがおかしくなるという話です。

また「今この瞬間」こそ確実にあるもので、それを生きることが大事なのだと改めて教えてくれます。

資産形成は将来への備えや投資ですが、「今この瞬間」を生きることも大事だったんだよな、としみじみ感じてしまいました。

 

答えのない問い

私の中で、まだ自分自身が納得するような答えにたどり着けていません。

これまで書いてきたようなことの他、家族との別れや自分の死についてもじっと考えています。自分は自分としてどうありたいのか、夫としてはどうか、父親としてはどうか、知人としてはどうか...

そんなことを考え出すと寝れないような夜もありますが、後悔する人生を送りたくないという強い思いが湧いてきたからこそ、考えてしまうのではないかなと思っています。

決して答えがある問いではなく、またその答えも人によって180度変わるようなものになるでしょう。

1秒たりとも戻れない人生の時間軸をどう生きていくのか。

非常に重く、それでいて本当に重要な問いかけのように思われました。

 

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