今年1番重要だと言っても過言ではない1週間が終わりました。
同時に7月が終わり、いよいよ夏最後の8月がやってきます。アノマリーとしては調子が悪い月のようですが、この1週間を過ぎてこの夏をどう締め括ろうか考えています。
悲観し過ぎた感
総じてみると悲観し過ぎていた感を感じます。
GAFAMの決算ではアップルを除いて基本は決算ミスだったように思いますが、Amazonを筆頭に軒並み上がっていたかと思います。
広告ではGoogle、ECではAmazonに悲観論がありましたが、蓋を開けてみれば株価は上がってしまいました。
メタは引き続きメタバースへの投資や本業も調子よくない感じでメタメタにやられていましたが、その他のメガテックは追い風まで吹いている印象です。その前にテスラの決算もありましたが、こちらも大したショックはなく、全体として主要銘柄でダメージは引き起こされなかったように思います。
全体的に悲観的だったところ、決算は完ぺきではない一方で想定していたほど悪くもなく、悲観し過ぎていた分を戻したようなイメージを持っています。メタのようにあからさまにイケてない決算であれば売られますが、その他は多少のミス程度では上げています。
心に残るシコリ
ただ、決算結果をサラッと見ている限り、ガイダンスまで含めて良い決算だった企業は非常に少ないように思っています。メガテックをはじめとして採用停止や抑制、レイオフのニュースも多かったですから、見通しについては悪くなるのは当然のことのようにも思います。
悲観し過ぎとは言え、何か払拭されて爽やかな気持ちのままアゲアゲ相場、というには物足りない部分は確かに存在し、アップルやクレジットカード銘柄で消費の強さを確認する一方で経済指標はリセッション含め悪いものが多い状態です。
この1週間を通じて株価も上がり、なんだか底を打った気がするものの、どこかブルトラップ的な臭いも感じており複雑な状況かもしれません。
足元の株高とこれからの投資
少なくとも今足元では株価は好調と言えます。決算を通じても大した影響はなく、むしろ上げの方向性を感じさせるので買いたい気持ちが湧き出ます。
個人的にはボーナス時期も経ていますし、ポートフォリオを整理した関係もありキャッシュが比較的潤沢な状態です。これから年末にかけて今年の投資は進んでいくわけですが、どのように投資を進めていくかよくよく考えたい所ですね。
また米国個別株の在り方にも課題感を持っており、こちらもこちらで嬉しい悩みの種になっています。
基本的にインデックス投資の比率を上げて、個別株を心置きなく楽しめるようにすることが考えられますが、個別株そのものの投資姿勢も改めて考えているところです。
特段大きなショックの無かった重要な1週間となりましたが、実は明確な方向性がない分困った複雑な状況なのかもしれません。
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