私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

新NISAを活用しての全資産シンプル化は一考の価値あり

資産管理はシンプルであることに越したことはありません。2024年の新NISAを活用して資産のシンプル化をすることは一考の価値があるかもと思いました。

 

散らかった資産状況

投資の期間が長くなるとポートフォリオが汚れていくものです。保有銘柄は多数になり、口座もあちこちに散らばっていく、そんな誰しもあり得る状況をシンプル化することには価値があると思います。

私の場合、インデックス投資主体といえども信託報酬が高かった時代の銘柄を継続して保有しており、またオルカン登場前のeMAXIS Slimが複数あるなど、インデックス部分でも相当散らかってしまっています。一方で、最近投資を始めたジュニアNISAや妻のNISA口座はオルカン一本がボンとあるだけで相当にシンプルで美しく、自分の口座を見る度にため息が出てしまいそうです。

また口座に関しても証券口座が複数存在しており、また仮想通貨にも投資していると海外取引所の口座にも資産があって気持ち悪いことこの上なく、正直私にしか分からない状態です。

 

”自らの死”を考える

資産をシンプル化することは自分が死んでしまった後、つまり相続する時には価値が発揮されます。現状の資産状況では、妻に引き継いでも何が何だかわからず、そもそもどれを売って良いのか、そして何よりどこにどれだけ資産があるのか非常に理解が困難であろうと思います。

まずポートフォリオはシンプルに越したことは無いわけですし、自分に万一のことが合った時にも残された側に負担が少なく、家族のための資産形成をしているというのであれば、本来的に資産状況はシンプルで分かりやすくあるべきだとも思います。

 

課税と資産額の兼ね合い

2024年から新NISAが始まるため、証券口座の中でも特定口座にあるものはこれを機に整理するのも一考だと思います。無論、含み益があるものに関しては課税対象になるため、どういう状況でも売却してしまえば良いわけではないでしょう。こればかりは各人の含み益や資産状況との兼ね合いになろうかと思います。

緻密に計算すれば売却した方が良いのかそのまま存置した方が良いのか明確に分かるわけですが、そもそも評価額が全資産に対して大した金額でなければ計算に労をかけず売ってしまった方がシンプル化のもたらす恩恵の方が多いと思います。

これまで出ている情報では新NISAの非課税枠は相当に大きいため(年360万円)、含み益があっても全資産に対して小さい評価額の銘柄であれば売ってNISA口座に組み入れた方が良いのかもしれません。

まだ新NISAの導入までには時間もありますし、今年の運用結果がどうであるかも大いに関わるのですが、今年の年末に近づいた時点で新NISAの確定情報も加味しながら決着をつけていくのは価値があると考えています。私も特定口座にある比較的少額の銘柄については決着をつけるいいタイミングかなと思いました。考えていくとします。

 

↓ポチっと応援よろしくお願いします↓

にほんブログ村 株ブログへ