決算シーズンが山場を迎えてきました。GAFAMの先陣としてMicrosoftとAlphabet(Google)の決算があり、コンセンサスをBeatしてその他ハイテクも連なってアフターで上げています。悪決算を待ち構えていた私には悲報となりました。
MicrosoftとAlphabetの決算は良かった
Microsoft
Rev:(予)$51.12B(結)$52.90B 成長率+7%
EPS:(予)$2.24 (結)$2.45
Alphabet
Rev:(予)$68.87B(結)$69.80B 成長率+3%
EPS:(予)$1.08(結)$1.09
両社ともにBeat
両社ともにコンセンサスをクリアし、アフターで上げています。
Microsoftは良い決算だと思いましたが、Alphabetはコンセンサス対比でクリアしているものの、相対的に過去の自分と比較すると前Q同様にほとんど成長していないことが分かります。(前Qの売上高成長率は+1%)
Alphabetもアフターで上げていますが、マイクロソフトに比べると微増程度の推移で、同時に発表された自社株買いの影響程度しかないのではと推察される所です。いずれにしてもAlphabetは景気次第でマイナス成長も十分にあり得るレベルにしかないように見受けられました。
根拠なく悪決算を待っていた
特に根拠もなくですが、私は今回の決算が良くないと思っていました。良くないと言っても大崩れとかではなく、買う理由にもならない程度の感じで売りが強くなるようなイメージの悪さです。
結局はMicrosoftは良い決算、Alphabetは良く見るとそんなに良くない決算という事で、欲しかったMicrosoftは打ち上げられてしまい、今回もしばらく買い場を失った感じになっています。また今回の決算でハイテク関連が連れ高しており、ダウ化の激しい個別株PFにハイテクを入れ込んでいく思惑は当分叶えられそうにありません。何よりその中心がMicrosoftだったのですから...
ハイテクへの投資
最終的には待ち続けるしかないのですが、ハイテクへの投資が薄いMyポートフォリオのハイテク増強策はしばらく実現できそうになく、この後のAmazon、Appleもそれなりの決算が期待され波及することでウォッチリストのハイテク銘柄も上がって行ってしまうように思います。
結果上がるのであれば買っても良いじゃないかという話ではありますが、引きつけて買うことに律しているので、自分のルールに適合する時まで待つしかなさそうです。
ただハイテクの中でも金融絡みはラッキーパンチがあるかもしれないと思っています。足元では信用不安に対する懸念が強くあると思いますので、地銀中心に金融株の業績が悪いようであればその周辺にある別業種も支出の絞りを反映しての業績悪化懸念で下げてくれるかもしれません。直接に金融株は触りたくないのですが、その周辺には少し目配せしている所です。
しかしMicrosoftもここに来て成長を続けるとはGAFAMの力強さをひしひしと感じますね。
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