一括投資orドルコスト平均法、S&P500or全世界...等々。インデックス投資にも色々流派がありますが、最終的に必要なのは握力ではなく割り切りなんじゃないかという話。
続けた先に利益がある
一括投資かドルコストか、米国株か全世界か、そういう話は入り口の話です。また買った後に暴落したら、リタイア後に暴落したら、そういう話は不確実な未来の話です。
どんな投資をする上でも確実なものなどなく、不確定な中で何を選びどの程度資金をつぎ込むのか決断していかなくてはなりません。もちろん入り口を間違えればその後の道のりも間違える可能性はありますし、未来を考えずにその場で流されていては損失を食らうかもしれません。
しかし一括投資だろうがドルコストだろうが致命的な間違いにはならないし、米国株でも全世界でもどの道米国株の影響は大きいし、いずれにしても大した差は無く大筋として長期保有すれば報われるんじゃないか、という仮説に乗っかるに過ぎません。
結局の所は最終的に得たいのは利益であって、その利益を享受するのが数年、数十年先なのであれば、その時を迎えない限り何をどう考え足掻いても利益にはありつけないという原点に立ち戻る必要があります。
握力不要説
個人的には個別株でも握力という概念は不必要だと考え始めました。
ましてやインデックス投資に握力など感じようもなく、日々の値動きに関わらずバイ&ホールドするという方針に乗っかっている訳なので相場がどうであろうが手に汗握ることがないものだと思います。巷では脳死の投資法と揶揄されますが、脳死できるのがインデックスの良い所であることも忘れてはなりません。
邪念を割り切ること
インデックスの買い場を探ることによってリターンを上げようという営みに私は特に関心がありません。故に機動性の高いETFではなく効率を重視して投資信託を保有していますし、仮にETFを買っていたとしても投入時期を見計らったりなどしないと思います。単純に面倒に感じてしまいますから、積み立て設定して口座にそのお金が充足されているかチェックするだけにしておきたいものです。
しかし確かに、スポット買いをしようとする場面があると時期を見計らいたくなります。相場は今過熱気味、インフレが、金融危機が、と今後の相場の上がる下がるはどうとでも捉えられるものです。
そこで原点に返って、インデックス投資って市場平均を取る投資法だよねと。大局的に長期では経済は成長し、企業もその時代時代に応じて稼いでいくよねと。私たち労働者がなぜ来年、今年よりも高い目標を課せられるのかといえば成長のためだよねと。中期経営計画で前期よりも衰退する業績目標出す企業なんかないよねと。総じて人類は今日より明日をよくするために活動しているのであり、現状維持や衰退を前提とした社会構造になっていないという非常に大きな大局観からインデックス投資をしているつもりです。
余計な野心は割り切って、市場平均を取りに行く。そういう邪念との決別がインデックス投資成功のカギなのかもしれません。
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