私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

【ミニマリスト】”持たない”美学がこの時代の主流になるのか

ミニマリストという概念もありますが、持たない美学がこの時代の主流になるのでしょうか。

 

主流にはならない

結論から言うとならないのではないかとは思っています。シェアリングエコノミーのような発想もありますし、そういったビジネスも伸びていますが、基本的には消費し、所有することで経済は大きくなると思うので、所謂”主流”にはならない気がします。

FIREもそうなのですが、こういった発想や概念は大多数の人がそうではない中、自分だけが逆行することで得られるメリットが多い気もしていて、大量消費の時代だからこそ安い価格で手に入れられたり、周りが大量消費、大量所有しているからその経済成長力の恩恵を受けられたりという側面がどうしてもある気がします。FIREもミニマリストも、それが大多数になると立ち行かなくなるのではないかと思うので、あくまで”変な人”の部類で収まっておくことが大事なのかなと思っています。

 

”持たない”ことのメリットを感じるか

根本的に”持たない”ことに美学を感じるかといった価値観も大きくある気がしています。多くの場合、人は”良い”人生を歩みたいのであり、教科書的には良い学校、良い会社、良いキャリアが欲しいですし、結婚したかったり、子供が欲しかったり、家が欲しかったり、車が欲しかったり、と色々持つことで何かを成し遂げようと考えるのが普通です。”持たない”ということはそれと逆なので、そこに美学や心地よさを感じるかどうかというのは非常にその人の価値観次第であり、一般的に”持つ”ことが幸福のバロメーターな所を”持たない”ことを幸福のバロメーターとするパラダイムシフトが必要です。その点で、人生のどこかでそれに気づく瞬間が必要ですし、何より”持つ”ことを続ければ続けるほど捨てられなくなるので変わるのは難しくなります。子供がいるからリスクのあるような転職はもうできない、そういうやつです。

そう考えると、ミニマリスト的なものは入り口からミニマリストの人の方がハードル低く実現できますし、一度持ってしまうと捨てないといけないので、そうそう変われるものでもありません。そもそも”持たないこと”に幸福感を感じられる価値観も必要です。

私は最近、持たないことのツラさと同時に持たないことの良さも少し感じるようになりました。持っていないというのは非線形というか、足の軽さという点でやっぱり大きいメリットにはなるんだろうと思う次第です。

”持たない”美学は、”持つ”美学が大勢を占める中でこそ輝き、機能するものなのかもしれません。

 

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