自分の親が投資の話をして来て、何年も前に人生初の投資を私的には結構大胆な金額で始めたことを知り驚きました。結果儲かっていて良かったですけど。
人生初めての投資で結構買うのね
ふとしたきっかけで親が投資の話を振ってきたので黙って聞いていたのですが、なんだか大胆な投資をしていたことを知り少し驚いた話。
何年も前の話にはなりますが、やはり退職金が入ると色々営業がかかることもあるようで、証券会社か銀行か知りませんがこれ買いませんか？みたいなものが来ていたようです。当時もそんなような話を聞いて、既にインデックス投資をしていた私は「やめたら？」と適当に返していた記憶があるのですが、その後別で投資していたようです。
何に投資したのか詳しく聞くのも野暮なので聞いていませんが、外債で豪ドル建ての商品らしい。豪ドルの外債と聞いただけで「おぉ...」という感じですが、当時のことを考えると確かにそういうものを勧めてきそうな時代でもあってなんとなく理解しました。まぁ今改めて聞いても私なら買いません、という感じではあります。
何年か投資した結果、足元の円安が功を奏してか結果儲かったようです。100万か200万か忘れましたがそのくらいは利益が出たんだと喜んでいました。シンプルに良かったね、という感じですが、人生初の投資で百万単位で外債（それも生債券やETFでは恐らくない、なんか金融工学チックな商品と推察）なんか買っており、結構大胆にお金入れたね、というのが正直な感想です。普通のサラリーマンでそんな裕福な家ではないので、百万単位のお金を動かしたことに少し驚きました。
今後の投資戦略を語る
利益が出たことが自信になったのか、これからは投資だ！と軽く意気込みながら次はエネルギーだと思うなどと相場論を展開してくれたのですが、危ない展開だなぁと思ったりしました。私が投資をしていることは知っているので、あまり未来の予測という名の妄想に金を賭けない方が良くて、良いビジネスをしている企業の株を安い時に買え（これ至難の業である）とつれない対応をしてしまいました。次はこれが来る、みたいなものに大きく賭けるなと釘を刺したわけです。
自分は非常に慎重なタイプだと痛感する
身を滅ぼさないというか、もう年ではあるのでまさに老後になる今になって無駄に資金を失わないで欲しいなと思うわけですが、翻って自分はやっぱりかなり慎重に投資しているタイプなんだと痛感したわけです。
正直自分の親がいくらの資産を持っているのかは知りません。ただアッパーマスです！みたいなレベルでは到底ないことは想像されます。そんな中で人生初めての投資で1つの商品や銘柄に百万単位で突っ込むことが良くできたね、と思ってしまいます。私の悪い所でもあるのですが、100万円分ドカッと1銘柄買うみたいなことができません。勿論資産額次第でもありますが、1億円あってもちょっとためらうんじゃないかという感じです。インデックスなら突っ込みますけどね。
個別株投資でうだつが上がらない要因の一つにこの賭け方が小さいというのはあって、自分なりに課題に感じてはいますが、逆に言えばそれ故に今まで致命傷のようなデカすぎる失敗をしてこなかったこともこれまた事実ではあるのです。
ある意味、自分の親を投資初心者かつ世間一般的な感覚だとするなら、こういう買い方を人生初めての場面でする人もいるんだという事を他人事のように学んだのですが、自分のリスクの取り方に合った無理ない投資を勧めていきたいと改めて心に決めたのでした。
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