私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

成長株志向の人間、株主優待を考える

日本の個別株に投資を再開しましたが、その延長で株主優待について考えてしまいました。よく利用する銘柄でかなり有効かなと思いましたが、考えるほどに本当か?と思ってしまいます。

 

イオン(8267)の株主優待

イオンの株主優待は人気があるようです。

www.aeon.info

持ち株数によって、半年ごとの買い物金額に乗じた率分だけキャッシュバックを受けられるそうです。その他シネマなどでは優待価格も適用されるとのこと。

我が家はイオン系列に生活を支えられているため、全体で見ればかなりのユーザーでありますが、まいばすけっとまで対象になるとなかなか魅力的に映りました。日常のほとんどの買い物で適用されそうという事です。お、これは良いのでは、などと妻にイオン系列での月の買い物金額などもヒアリングしたのですが、ここからスイッチが入ってしまいました。

ここでリターンになるのはキャピタルゲインインカムゲイン、優待のキャッシュバックになります。映画なども割り引かれますが、そもそも映画館に通う頻度が年に1回もあるかどうか(ストリーミング派)なので、一旦勘案しません。またキャピタルゲインはこの先伸びていくこともあるでしょうが、ここを大きく期待する銘柄でもないと思うので一旦除いて考えます。なので、メインとしては配当とキャッシュバックになるわけです。

キャピタルゲインを考慮しないと自ずと投資金額の回収時期が算出できます。ざっと我が家だと10年以上はかかります。これを「10年で元が取れ、そのあとはひたすら儲かる」と考えるか、「元を取るのに10年もかかり、道中どうなるか分からない」と考えるかで物の捉え方が変わってきます。私の場合はどちらかというと後者でした。

少なくとも、減配および優待の改悪があったタイミングで回収想定年数が年単位で後ろ倒しになります。シンプルに配当性向だけで今100%を超えているので、減配はありそうな気もしますし、株主優待も風向き的に拡充していく方向が強いとは思えません。いずれにしてもこの二つが今より改悪されると年単位で計画が伸びるということになります。そして当然株価があるわけで、トータルで損をしない状態にするには結局キャピタルゲインが結構な要素を占めてきます。

おやおや、目の前の3%キャッシュバックをつかみ取るためのリスクとしてこれは許容できるのか、そんなことを考えるとなかなか微妙な感じがしてきてしまうものです。

 

株主優待目的の投資

元来私自身、成長株志向が強いですし、最終的な投資効率を考えるとインデックス投資信託による運用だと思っているタイプなので、投資について効率性や資産形成上の利益拡大を求めると最終的にインデックス投資に行き着いてアイデアが却下される流れが非常に多いです。今回も例に漏れずそうなりました。

結局、株式投資においてはトータルリターンであり、キャピタルだけでもインカムだけでも片手落ちだと思うのです。株主優待があっても話は同じで、投下資本に対してどれだけ早くかつ大きく増やせるか、でしか株式投資の尺度なんかありません。配当利回り10%の銘柄よりも、キャピタルゲインで明日倍になるのであればそちらの方が良いという事です。

いずれにしても、なんらかリターンがある場合にその部分だけ着目してトータルリターンを見ないのは木を見て森を見ずな状況だと思うのですよね。イオンの株主優待が良いなと思い買おうかと思った私がそういう状況でした。

結局、トータルリターンで目の前の3%キャッシュバックより儲かるのであれば最終的には買わない方が良いのであって、目の前の利益のために長期で大して増えないのであれば意味が無いと思わざるを得ません。そんなことを思うと少し反省をしました。

元々株主優待には比較的後ろ向きなのですが、配当投資も含めて価値観としてそこに同調できる志向をあまりもっていないという事なんだと思います。利益は確定させるより繰り延べたい気持ちがどうしても湧いてきますし、それが故に今の資産があり、それが故にこれまで損もしてきた、という良くも悪くもそういう志向なんだと思います。

投資手法が違うと考え方が大きく違います。その辺りの理解が一番重要なのかもしれません。

(資金の置き場としての有効活用では株主優待もありだと思いました。金を作るために率先してやるのではなく、既に金があってその金を増やすのではなく活用したいという意図ならマッチしそうだと整理したりしています。)

 

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