私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

反省して考えを改める。トータルリターンで考えよ。

今までの自分を頑なに守ることではなく、変われば良いことは変われば良いのでは、と思います。ここは反省して考えを改めます。

 

反配当主義

素直に反省して考えを改めようと思います。

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元来、私はインカムゲインに後ろ向きでありました。今でもグロース銘柄の方に心惹かれますし、この先もたぶんそちらの方の投資は続くんだろうと思っています。

実際高配当投資を非難してきた訳でも否定してきたわけでもなく、結局投資スタイルは人それぞれと片付けてきましたが、どこかでインカムを軽視していたのかもしれないなと思いました。

 

投資はトータルリターン

株式投資に限らずですが、やはりリターンはキャピタルゲインインカムゲインの合計で考えなくてはいけないという思いを強くしました。そのどちらもが利益であり、投資することの結果としては総額としていくら増えたのか、という点しかありません。

当然、キャピタルゲインインカムゲインには特性がそれぞれにあります。しかし収益そのものに色があるわけではありません。結局儲かればそれでいい話なのです。

改めて思うのは、何のために投資をしているかという自分のスタンスと取っている手段やプロセスが一致しているかという点です。来年までに資産を10倍にしたいのであればキャピタルゲインに頼るしかないし、長期でそこまで手間かけず、と思うのであればインカムに比重を置くことも良いでしょう。いずれにしても何を得たいかに従って戦略は決まるということであります。

絶対的な正解などないという点で、どちらかに偏った物言いはやはり適切ではありません。特に高配当株投資を声高に主張する情報が多くなる中で、絶対的な最適解として位置づけられるのは気持ちが悪いものです。配当利回り10%でも、毎年株価が下がるのであればトータルリターンは棄損します。また元手が10万しかないのに何千万も欲しければ、インカムゲインのリターン生成速度では遅すぎてしまいます。

いずれにしても、各手段が正当化できるかは状況や前提条件によるのであり、万人にとって間違いない正解というのは存在しえないというのが答えだと思うのです。

 

ブレか変化か

特にこれから高配当株投資をしていこうと思っているわけではありません。たぶん個別株でそれをすることは無いと思います。しかし、もし自分の中でインカムゲインを軽視していたのであれば、その位置関係をフラットに据えた上で、それぞれの特性を以てなぜ自分がその比重で投資に取り組んでいるのかを説明できるようにしたいというただそれだけの話です。

実際、私の資産計画では複利の象徴のような二次関数的伸びを計画しておらず、資産の線形は徐々に寝るような逆の形になっています。入金と想定リターンが下がるよう計画しているからです。

実際どうなるかは定かではありませんが、いつかの段階ではグロース銘柄のような投資が大きい部分を占めなくなる(今も占めていないけど)と元から想定しており、その内債券クラスが入って来たりということを暗に想定しているということになります。

また日本株への投資を考えた時に優待についても頭を巡らしてみました。

 

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結果としてはやっぱりやめようという話になったのですが、それでも一定条件下では十分正当化できる投資であると自分の中で整理することもできました。

考えれば考えるほど何が正解か分からなくなる世界で、その都度その都度私も考えが変わるのかもしれません。実際に変わったこともありました。それがブレなのか変化なのか分かりませんが、それでも今まで考えていなかったことを考えた結果として言語化できたのであれば、それはブレではないんじゃないかなとも思うのです。

投資は奥深いです。だから楽しいんじゃないかと思いました。

 

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