プチFIREを計画していた私は挫折しました。休暇の交渉をした妻は罵詈雑言を吐かれ、旦那の私は非常識な人間と罵られ、大変な思いをしましたがその後。
「だったら辞めさせてもらう」
結論、妻は退職することを相手に伝えました。
これまでの背景はこちら。
そんなに長期で休むなら他に人を探す、辞めてもらう、と言われた話で、まず前提としてこちらがプチFIREなどという一般的にはふざけた企画をネタに1か月休もうと思った事に罪があるのは認めております。その上で、そんな言い方や扱いしなくても、という話でありました。
その後、色々考えていたものの結局妻は退職を決意し、実際に辞めるのはまだ先ですがとうとう決着をつけてしまいました。一時期、自分がおかしいのではとママ友とも話していたらしいのですが、ワーママ達からおかしいのは会社の方だと散々言われて我に返ったようです。
現実的に考えても働き方や給与、特に経済的な面での優位性が半端じゃないため、退職自体は非常に合理的な判断です。そういうことも含めて間違った判断ではありませんが、結果として会社が「だったら辞めてもらう」と脅迫まがいに言ったところ、「だったら辞めさせてもらいます」と返されてしまったという滑稽な形になってしまいました。とりあえず妻氏にはお疲れさまでした、と伝えたい所です。
ちなみに数年働いて昇給0だった妻ですが、貼りだされた求人は全然高い金額だったようです。本人が居るのにようできるなと思いつつ、案の定安くこき使われていただけだと改めて分かりました。
社員への攻撃は返ってくる
後任探しに玄関先で求人広告張るようなレベルで動き出したらしいですが、さてさて本当に他の人が見つかりますかね?と楽しみに見ております。この10月に最低時給が切り上がったと思いますが、ぎりぎりの金額ですしね。いずれにしても辞めてもらうだの、他の人間を探すだのと偉そうに言っていたのですから、性格悪いですがお手並み拝見、という感じで見てしまう自分がいます。
それはそうと、社員への攻撃はどこかで会社側に返ってきます。今回私たち家族にとっての印象が最悪になったのは当然のことですが、彼女が相談した先の友人にもイメージ最悪として刻まれます。営業妨害をしたいわけではないので変に触れ回っている訳では一切ありませんが、同窓会で会った友人に勤めている先の話を聞いたら大丈夫かその会社?と思う程度には印象悪くなるのは当然のことです。しかもB2Cの業態で地域に根差したみたいなことをやっているのであれば、これは結構痛いと思うのです。重ねて言いますが、別に営業妨害のために悪く言っている訳では全くありません。
エンゲージメントとよく言われますし、出戻りも増えてきている昨今、直接的に優秀な人材を失うことに加えて企業ブランドが棄損する可能性もあるのが現代であろうと思います。人手不足が本当であれば、そういうことを繰り返す企業をわざわざ選ぶ動機が労働者側には一切ない訳なので、人がおらずにビジネスが頭打ち、停滞することにもつながります。
株式投資で有用かは分かりませんが、やはり企業イメージ、それを裏付ける実態としての口コミ、評価は大事なんだと思います。財務上の数字が良くても、何か欠陥があれば崩壊するのは一瞬です。
自ら撒いた種なのでこの先も上手く経営してください、という感じですが、結局社員の退職になった挙句に会社の評判を落とすことになり、会社にとって何のメリットも無い対応を好き放題してしまった結末になってしまいました。こちらが言う事でもないですが、仕方が無いです。
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