私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

【プチFIREの苦難①】妻が「だったら辞めてもらう」と言われた件について

今回のプチFIRE計画に際して、妻が休みの交渉をした際に「だったら辞めてもらう」と言われた件について、前向きに物事を考えてみます。

 

「だったら辞めてもらう」

今回のプチFIREで妻が休みの交渉をした際、詳細を書けませんが「だったら辞めてもらう」と言われたとのことで、ほほーん、と色々考えました。

言われる理由もその背景もあるわけで、一方的に妻の会社に対しておかしいとかどうとか文句を言う気はさらさらありません。こちらにもこういう自分勝手かつ自由な計画を立てている罪はあるわけで、一般的によくあることでも出来ることでもないことを承知の上でやろうとしているし、だからこそやる価値があると思ってもいる類の話だからです。

ただ会社側が”仕事を辞める”ことをある種カードとして認識してちらつかせたなぁ、と思いました。仕事がなくなるのは困るでしょ?と暗に言っている訳です。実際に困ることが今の家庭状況だとあります。なのでその通りですが、向こうの会社に一矢報いるとすれば経済的な理由で困ることは無いけどね、という事くらいでしょうか。別に妻の仕事がなくなっても今の生活を維持できる経済力はありますよ、とは言えるのですから。金銭面で困るだろう、的なことを思っているのだとするとちょっとイラっとしたのは素直な所です。

 

仕事への依存

翻って、よく副業の界隈で言われることに会社からの収入だけに頼ってはいけないという話があります。一理ありつつ、実際は会社がなくなったり自分が窓際に追いやられるようなら別の会社に行けばいいという面を取り上げていないと思います。基本的に、転職市場で次の職を見つけるのは市場価値次第で容易いというか、別にそんな深刻に考えなければならない問題にはなりません。職務価値のあるスキルを持っていれば特に困ることなく転職もできるのが実際の所です。不況の時は難しいかもしれませんけど。

そんな転職論はともかく、やはり妻が突き付けられた「だったら辞めてもらう」「だったら他の人を探す」というカードは怖いものでもあるし、そうでもないものであると思いました。少し前の自分は怖いものと捉えるだろうと思いますが、正直今はそうでもないものと感じます。だったら辞めますね、という感じです。その背景はここ数年で経験してきた良い悪い含めた自分の経験ではあるのですが、正直今の私は正社員を辞めてしまうと次に正社員になるのは難しい、次の職を探すのは難しい、とかそういう”昭和的”な発想があまりありません。色々苦しい思いをした結果、そういう境地に今は居るという感じです。

妻も「だったら辞めてやる!」と言おうと思ったと持ち前の男気を出そうとしたらしいのですが、結論今回は妥協してお互い納得できる休みで決めることにしました。正直妻も今の仕事にしがみつかなければならない”経済的な”理由は感じていないようです。当然彼女にもそう言っていますし正しい認識をしてくれています。

 

貴重な時間を生み出すことの覚悟

このプチFIRE、全然まだ計画中の段階ですが改めて思うのはこういう休みというか生活というか、こういうものをやる事のために時間を確保することは想像以上に困難であるという事です。1か月、仕事休めますか?そんな問いがあれば、間違いなく「無理です」だと思うのです。

以前、道端で老人を助けた時に強く思った事があります。

 

shiawase-investor.hateblo.jp

 

広い意味で老後資金、今より10歳20歳年老いた時の自分たちへ資産を作るんだというのが投資界隈の活動な訳ですが、年老いた自分は今より何かを失っている自分でもあります。

今回妻が突き付けられたことも、適当な意志で計画していたら揺らぐと思います。逆に今回は何よりも価値があると思えているから「だったら辞めるわ」という覚悟が私にも妻にもありはするのです。人から見れば単なる休みであり遊びでありサボりかもしれませんが、それでもそれをやり抜こうとすると何かを失う覚悟で事を進めなくてはならないんだなと再認識できました。

妻の会社は付け加えました。

「他の社員にも示しがつかない。」

負けず嫌いの私は思うのです。他の人間がそういうことをやらないから自分もやらないでおこう、なんてバカな発想はないし、他の人間はそんなことやらないというならやってやろうと思うし、他の人間はそんな事できないというなら自分に与えられた環境のカードをフルに使って私たちは経験してやろうと逆に燃え上がるのですよ。

自分の人生を決めることは覚悟が伴うものです。

 

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