また上手くない買い付けをしてしまい、何の進歩も無い自分にうんざりするばかりです。
なぜ人は買い急ぐのか
やってしまったのは買い急ぎで、何だかここで買っておかないと！みたいな気持ちが出てしまい平均取得単価を無駄に引き上げてしまいました。致命傷ではないので受け入れて保有を続けますが、余計なことをした感は否めません。
こういうちょっとしたというか、結局買付ボタンを押す時に邪悪な心が邪魔をすると、日々あれこれ考えていても結局全て意味のないものになってしまいます。分かっていても、何度同じことをしてもスッパリやめられないので本当に下手なんだなぁ、なんて思っています。
これだけ株が上がっていると、どうしたって買い急ぐ気持ちが顔を覗かせてきます。今買わないと乗り遅れる、上がってしまう、途端にそんな気持ちに流されてしまうのです。
また皮肉なことに、投資を考えれば考えるほど機会損失みたいなものが愛おしくなり、何とか1円でも多く稼ごうとか、1円でも守ろうみたいな気持ちが強くなります。あんまり力が入ってない時だと株価も見てないのでそんな気持ちになりようも無いのですが、じっと株に向き合うと欲望が溢れ出て来て、最終的には買付ボタンや売却ボタンを悪い形で押してしまうのです。
ルールを守れ
根本的には今回もしれっと軽くルールを破って買っています。とんでもなく破ったわけでもないのですが、守ってもいないということで中途半端にルール破りをして買っているんですよね。
元来、ルール通りやって買い急ぎだったとか、投げ売りだったとかというのは発生しにくいはずです。なぜならそういうことを避けたいからルールを作っているのですから...
結局は感情的、発作的、衝動的な行動が誤りを生むのであり、そういう弱い自分を正すためにルールを作るのですが、蓋を開けてみれば弱い自分が故にルールも守れなくなってしまうという本末転倒なことになるわけです。
基本的にルールというのは我慢が伴うものです。周りがやれAI、やれ半導体、と爆益を報告する中で、領域はともかく何かをじっと待つのは口で言うほど容易くはないと改めて思うのです。
いずれにしても何年やってもこんな具合ですから、この先も自分の成長力に思いやられるわけですが、もう持って生まれたものもありますから、受け入れながら付き合っていこうと思います。ハードルが低い話にはなりますが、昔よりは自分が失敗だったなとか、なんで失敗したんだっけかな、とかは分かるようになってはいるので、亀の速度ですが成長していこうと思います。個別株っていうのは自分との戦いですね。
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