私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

インデックス投資に愛情を注いでも貴方には振り向いてくれない

私はオールカントリーにインデックス投資をしていますが、オルカンの商品には「除く日本」という商品もあります。日本を入れるか入れないか、一部盛り上がっているのを見て、愛情溢れているなと思いました。

 

オールカントリーから日本を抜かねばならない理由はあるか

私も「除く日本」のオルカン保有していた時があります。iDeCoに日本を含むオールカントリーの商品がなく、「除く日本」のオルカンだけあったため、渋々それを買っていました。(ご丁寧にTOPIX連動を時価総額加重平均値に近い割合で併せて買っていました。)

日本を抜く理由はいくつかあると思います。

  1. 日本の個別株を持っており、必要以上に日本株の比率を上げたくない
  2. 日本の将来に希望を持てない

 

日本の個別株を持っており、必要以上に日本株の比率を上げたくない

分かります。日本の個別株メインなどの場合は、TOPIX分余計に日本株比率が上がるので、日本の指数はいらない!個別株が最適解!という感じで選択しうるでしょう。

私も日本株TOPIXで持つ意味をあまり感じていません。パフォーマンスの悪すぎる株がえらい含まれていて、指数としてなのか上場維持要件としてなのか、とにかくあまり優秀な指数ではないという意見に賛同しています。日本株は個別株で攻めるというのは一つ合理性があるような気はしています。

ただ日本株がメインの場合、米国株も同時に結構やっているパターンって意外と少ないと思うので、ポートフォリオに占める内のオルカン部分、さらにそのオルカン部分の日本株割合7%程度を排除しても目に見えて大きな影響はないようにも見えます。

仮に日本の個別株50%、オルカン50%とすると、オルカンに含む日本株割合は3.5%程度で、ポートフォリオ全体の日本比率が53.5%になるだけの話です。

敢えて積極的に外す理由にもならないかもしれません。そもそもポートフォリオ全体で見れば国別の時価総額加重平均から大きく日本重視になっている訳なので、今更3.5%に拘りますか?的な印象は拭えないのだろうと思います。

 

日本の将来に希望を持てない

日本に住む日本人だからこその理由に見えます。お先真っ暗、日本沈没。みたいな理由から日本株なんかいらないよ、という感じでしょうか。またバブル後の株価推移を見て、パフォーマンスが悪すぎるので日本株はいらないという意見もありそうです。

これも尤もらしいとは思うものの、オールカントリーという先進国、新興国が山のように入っている中で、日本だけを極端に下に見るのも逆ホームカントリーバイアスのような印象があります。単純に日本より終わってる国もたくさん入っていると思います。

一応過去世界一の経済大国だった我が国であり、未来の暗さたるや考えるのも嫌ですが、何か好転してまた浮上する未来もあるかもしれません。オルカンの基本姿勢は未来の勢力図は全く分からない故に、全方向的にそれに対応しうる投資をして平均点を目指すことにあると思うので、敢えて日本の可能性のみをぶった切る積極的な理由もないような気がします。

 

インデックス投資は注いだ愛情に見返りをくれるか

私の基本スタンスはインデックス投資には時間を割かないということです。インデックス投資自体指数の動きに身を任せる以外やりようもないので、インデックスの力を信じるのであれば乗船してあとは到着を待つしかないと思うのです。また、インデックスは暇だという点はありますが、逆に忙しいインデックス投資もおかしいなと思うので、手を掛けずに放置できるというのは紛れもなくインデックス投資のメリットではあります。

インデックス投資も考え方、商品ともに発展してきましたので、いろいろ投資理論はあるようですが、インデックスでタイミングを図ったり、あれこれ手動で手間をかけていくのもあまり気乗りしません。

指数に身を任せる投資に愛情を注いでも、リターンとしての見返りはどんなものかあまりピンとこないこともあり、バイ&ホールドに徹して時間と手間をかけず放置しておくスタイルが私は気に入っています。

 

一人の時間も意外と好きな彼

インデックス投資は自分ひとりの時間が好きなんじゃないか、などと擬人化して考えてみるのですが、個別株の投資もハードル低くできる時代、敢えてインデックス投資に毎日時間を割いて投資を考えるのも割に合わないかもなんて思います。

勿論いろいろな考え方があって、それぞれが自分のスタイルで資産の最大化を求めるゲームなので、あれこれやりようはあるし、根本的に間違っていることはないんだと思っています。

最終的には個人の好みなのですが、自動で定期買い付け、ひたすらホールドでも満足いく結果は得られるはずなので、無理に手間をかけないというのも立派な戦術のように思います。

 

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