長らく逡巡していましたが、この度制度の廃止を目前にジュニアNISA口座を開設することにしました。
投資界隈から見れば何を今更という感じはありつつ、これまで考えていなかった切り口からジュニアNISAを考えてみたところ、実現性に不安はありつつ有意義な行動になるのではないかと思い至った次第です。
ジュニアNISA口座を2口座開設することにした
2人の子供がいますので、この度2口座開設することに決めました。
銀行口座すら作っておらずだったため、銀行口座と証券口座、併せてジュニアNISA口座と立て続けの書類処理が必要になります。ただ待ち時間もあるでしょうから、1,2か月かけながらゆっくりやろうと思います。
来年の制度廃止までに残された枠は320万円
制度廃止が決まっていますので、残された期間から2人併せて最大320万円(80万円×2人×2年)の枠になります。
口座開設を決めたからには何としてもこの320万円をぶち込みたい所。非課税の枠は使い倒してやりたいですね。とりあえず今まで教育費として拠出していたお金も使いながら、何とか合計320万円を使い切りたいです。
投資先はオルカン一本でいくつもりです。いつまで運用し続けるのかは子供次第だと思っていますが、仮に何十年も売らなかったとして、一番平均点が取れるものに投資をしたいと思います。
相続としてのジュニアNISA
ジュニアNISAをやっていなかった理由でもあるのですが、口座は当然子供の名義であり、自分の中で上手く理屈整理ができていませんでした。
私が真に受け過ぎなのかもと思いますが、ジュニアNISAを大学の学費に充てる場合、それは自分の金で払え、というメッセージですよね。
— モノクロ@🇺🇸株式投資 (@saitoshi_ro) 2022年6月2日
元本の出所は親ですが口座の名義は本人なので、所有権は本人にあるわけですよね…
本人からすれば元々無かったお金なので、学費と言われようが親が払っていようが何ら変わらないのですが…
— モノクロ@🇺🇸株式投資 (@saitoshi_ro) 2022年6月2日
なんか子供名義のお金を学費にしましょうって胸に引っかかるものが。
ならハナから本人に言わずに金払ったって同じ…というか本人が自由に使えない金なら言ってくるな、とすら思われかねない?
非常にどうでも良いのですが、なんかジュニアNISA口座を子供に渡して「これ学費」って言うのにためらいがある…
— モノクロ@🇺🇸株式投資 (@saitoshi_ro) 2022年6月2日
何でかがあまり明快ではないのだけど…
私の中で、
— モノクロ@🇺🇸株式投資 (@saitoshi_ro) 2022年6月2日
ジュニアNISA=贈与=自由に使え
学費=別で私が用意
というハードルの高い整理が一番しっくり来ていて…
ジュニアNISA口座が子供名義であることを何だか結構大事に思っている節がある。
実態差はないのだけど、論理立てが何か気持ち悪い。
自分名義の口座にあるお金の使い方を、学費であったとしても親から指示されるのは自分が嫌なんだろうな。
— モノクロ@🇺🇸株式投資 (@saitoshi_ro) 2022年6月2日
私の汚さなんだけど、学費に使えと言うなら、何百万の現金をハナから見せるなよ、なんか損した気分、みたいなね。
ワガママなんですな。
まぁ論理立ての気持ち悪さを解消せねば、と言う話はあるとしても、どの道非課税のこの枠は持っておけばどちらの建て付けでも対応できるんだよな…
— モノクロ@🇺🇸株式投資 (@saitoshi_ro) 2022年6月2日
やらない理由にはならなくて、やる目的をどう整理するか、だから口座は開けよって話ですね。
そうだね。
未だにすっきりはしていないものの、位置づけは後からどうにでもなるので、まずは非課税枠を使おうと割り切りました。
理想的にはジュニアNISAを生前贈与、大学を中心とする学費はこれと別に用意することとしています。
学費を私が用意したい、なるべく奨学金を背負わせたくないというのは私のエゴなので、これによって蓄財のハードルが上がるわけですがやるしかないと思います。
ただもちろん運用結果も絡んでくるので、どうしてもジュニアNISAも学費に充てなくてはならない場合もあるでしょう。その時はそういうものとして子供に伝えようと思います。
教育費別建ての高いハードルを越えたい
教育費を別出しにするのはハードルが高いですが、いったんリセットしてもう一度取り組んでいこうと思います。
ジュニアNISAの場合、子供への投資教育にも役立てようという向きもありますが、まぁ関心含めて投資が好きかどうかは子供次第なので、本読めば分かるような知識面はさておき、実績値として15年以上投資した場合にお金がどうなるのかを示せればいいのだと軽く考えています。
皮肉なことに資産形成に必死になると、収入が常に足りなくなりますね。
いつも貧乏している感覚は何とかならないかな...笑
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