私の投資履歴書~インデックスを添えて~

モノクロさん家(チ)の運用記

全世界への長期投資で地味かつ着実に資産が形成される(予定)

僕はMSOLにキレている。

MSOLが決算を迎え、本日ストップ安となっています。僕はキレている。

 

ボラを生み出す人災

これまでも何度か決算後に大きく下げる局面がありました。私のキレてるポイントは、価格が下落したからという点についてではないし、決算を受けて価格がブレることでもなく、大きく下げる要因の一つに人災とも言えるIRの欠陥があるからです。

過去数度の決算を見ていて記憶に残るのは、優待廃止からの寸志ばかりの配当発表など、株価の変動を踏まえないマーケットフレンドリーでない対応です。上場企業としての意識が欠落していないかと問いたくなる気持ちが湧いています。

今回、決算内容が当然価格に大きな影響を与えていると思いますが、それとは別に決算説明資料および説明会が無い点も相応に影響を与えているように思います。これまで作成されていたもの、開催していたものが突然なくなり、何かあるのではないかと多くの投資家が勘ぐる状況を生み出しています。実際に何かあるのかもしれないし、全く何も無いのかもしれません。いずれにしても「何かあるのか?」と思うのが一般的です。今後のケースにはなると思っており、この後何か起きるのであればやはりこういう資料の隠しは危ないと言えると思います。

改めて思うのは、この会社は過去数度の決算を通じてIRをちゃんとやらないというイメージがより強まったという事です。優待廃止の際には株価の下落を見てから付焼刃的に配当を出してきたように見えて仕方ないし、その配当自体もほぼ0に等しいような水準で中長期的な視野から逆算した資本政策があっての開始ではないように思われて仕方ありません。

自分たちが発表するものがマーケットに対してどういう影響を与え、またはその結果がどう評価されるかを踏まえて対応策を練るような動きがIRに関しては全く見られず、上場企業であることを無視して自分たちの好きなように仕方なく必要な資料を作って上げている程度の認識しかないんじゃないかと思いたくなる状況です。

この会社を所謂”コンサル”だとは全く思っていませんが、そういう打ち出しをするのであれば資料ひとつチャチャッと(無論そんな簡単ではない)作れて然るべきですし、対マーケットに対しての戦略も練れてしかるべきだと思います。しかし何度も書きますようにこのIRの分野については全くイケてないダメコンサル剥き出しだと思います。

 

感情に理性が勝つか

痛烈に書いていますが、過去も同じように私は苛立ってきました。

 

結果、明日以降どうなるかは知りませんが足元でも含み益が乗っているくらいには良い投資にしてもらっているので、感情との矛盾があるのは事実です。

また今回も売るかと言われれば甘んじてホールドするわけなので、何を文句言っても結局動かんのだろう?という話ではあります。何より大前提として、文句があるなら株を売れということで最終的な問題は私の方で引き受けるものでもあります。

期待の裏返しと言えば綺麗なのですが、とりあえずここ直近で何度も似たようなことを繰り返しており、いい加減学習してはどうか、という気持ちはどうしても湧いてきます。極めて少額の塵的投資家ですが、どうしても一言モノ申さずにはおれないという今日この頃です。

 

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